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国立大学助教の年収はいくらなのか?【実例あり】

こんにちは、マカロンです。

 

この記事では、国立大学助教の年収を実例をもとに紹介します。

 

「研究者は給料は安いっていうけど実際のところどうなの?」「4月から着任が決まったけど、年俸はいくらなんだろう?」と疑問に思っている人は、ぜひ読んでみて下さいね。

 

実際の金額はもちろん、どうやって年俸が決まっているかも解説します。

1. 年俸はいくらなの?

ズバリ、30歳で約600万円です。*1

 

博士課程で学振DCをもらっている人は、24~27歳で240万円です。学位を取得して、学振PDをとった人だと27歳で432万円ですね。助教になると、600万円になります。

 

着任一年目だけ、550万円くらいです。これは、夏のボーナス相当分が少ないからです。

2. 毎月の手取りは?

毎月の支給額は50万円になります。

 

ここから、健康保険、共済年金所得税が引かれます。

 

毎月の手取り額は40万円です

3. どんなところに住めるの?

家賃は手取りの1/3が相場と言われています。手取り40万円だと、13万円の賃貸マンションに住めますね。

 

単身か結婚しているかにもよりますが、駅近で築浅のピカピカの物件に住むことができますよ。

4. 年俸は何によって決まるの?

それは、年齢と勤務都市です。

 

年齢については、毎年8-10万円ずつ昇給します。29歳590万円→30歳600万円→608万円といった感じですね。

 

勤務都市については、東京約680万円、京都630万円です。国家公務員の地域手当に応じて、増減します。

 

この表に載っていますので、あなたの勤務予定地の支給割合を調べて見て下さい。

出典:転職Hacks

まとめ

今日は、大学助教の年収について解説しました。

 

30歳で約600万円です。博士課程240万円、ポスドク400万円台と進んできて、助教になると生活に余裕が出てくるのではないでしょうか。

 

この記事が、将来研究者を目指す人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

*1:契約等にもよります。